YAMADAさんの指令で根尾能郷のゲートの先に      
◆勘違いの根尾黒津 2009年9月18日
いままで酷道157号線の能郷のゲートは黒津地区だと思っていたら違っていて黒津はこのゲートのまだ先にあるのだそうです。
根尾能郷のゲートは自分が記憶してる限りでは1995年以来ずっと閉じられていて、どのような工事が行われていて工事がいつ終わるか全くわかりませんでした。
ネットの古い友人でロードの先輩のYAMADAさんから「能郷のゲートの先はそれ程距離が無い所で工事が行われているみたいだから一度見てきたら」と言われて機会があったらゲートを超えてみようと思っていました。
あわよくば温見峠まで行けたらとも内心は思っていました。



◆根尾能郷の通行止めゲート
ゲートでキャノンデールを止めて先を覗いてると・・・ サンバーのオッサンが・・・
「その自転車は電動車か??」と聴いて来ました。
「電気だったらもっと早いですよ」
なんて話をしてゲートの先の事を聴いたら・・・
「自転車なら30分程度は行けるで・・・
 工事現場から先は危険で行く事が出来ないがな・・」と教えてくれました。
更に・・・
「道はそれ程悪くはないから大丈夫じゃ」との事です
「じゃ、行ってみますわ」
「熊に気をつけてな!!」 とオッサンが笑い顔で・・・
(-_-;(-_-;(-_-;(-_-;(-_-;(-_-;(-_-;(-_-;



◆倉見峠
根尾能郷と根尾黒津の間に倉見峠があって峠にはお地蔵さんが祀ってあると知ってはいました。
もちろんネットで調べての事です。
ゲートから3キロほど走ったでしょうか・・・
登りきった所があって道路の右にお地蔵様が祀ってありました・・・
お地蔵様に昭和64年・・・善道院澤寛・・と書いてあります。
お地蔵様は現世の苦しみを来世に持ち込まない様にとしてくれます・・・
落下してあの世に行った人の地蔵様かしら・・・



◆幾多のお地蔵様に・・・
このお地蔵様は子連れの女性のお地蔵様ともう一体が祀ってありました。
どう考えても、ここも倉見峠ではないようです。
来世の幸せって・・・ やっぱり此処も「落ちて死んだ」箇所と思ったほうが良いみたいです・・・
崩落個所までお地蔵様は6か所ほど祀ってありました。
この区間はずっと狭い区間で車のすれ違いが難しい個所が何か所もありました。



◆崩落所箇所が見えた
酷道157号線の能郷を超えてからの祠の多さと、その場所は断崖ばっかり・・・
路肩から下を覗くと・・・
高所になれてるが落ちると確実に死ぬ!!

道は通行止めで車が通ってないから小さな落石と秋なのでドングリが、たくさん落ちていてハイプレッシャーのタイヤがピシピシとドングリや小石を弾くがパンクが心配でスピードは全く出せません
30分でとても着けません・・・
上りはそれ程キツい所も無いけれどフロントインナーに入れました
っで!!

崖崩れの現場が見えました
工事看板に載っていた写真より大規模です



◆大崩落個所
ネットで見たバイクを仲間で連携して川に降ろして崩れた場所を超えた写真と全然違っています
工事で山を崩してなだらかにしてロックネットと吹き付けをする予定みたいです・・・
絶対に自転車を担いで降りるのは無理・・・

ネットで見た砂防ダムの堰堤が見えますし崩れた工事現場の先には工事事務所が見えます
ここさえ通り過ぎれば温見峠と福井に行ける・・・
根尾能郷の村もこの先2キロほどなのだが・・・
がっ・・・




◆大崩落個所の通行止め
通行止めのコンパネは道よりハミ出して設置してあるから川側からバイクを担いで回り込むのは無理だし、もし回り込めてもガレ場が急勾配で渡れない
あと100m程の事が無理だなぁ・・・
木の吊り橋も見えるし、この工事個所を過ぎれば温見峠まではネットで調べると楽そうなんだが・・
ゲートの松杭につかまって下を撮影したが,こんな状況(-_-;
写真はブログのほうにアップしています(^-^o)
ここは直角に近く絶対にゲートの向こうから川に降りるかガレ場を無理して渡るしか無い

この状況では引き返すしかありません
来年は工事も進んでこのガレ場が通れる事を祈って戻ります

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