◆沙羅林道 |
沙羅林道は正式名は「林道 池田〜明神線」ですが沙羅林道という素晴らしい名前のほうが親しみやすいですね。
沙羅・・・なんとなく仏教的な名前で云われは知らなかったのですが池田山に夏になると白い花を咲かせる夏椿が別名「沙羅」と言われてその名前を取って沙羅林道と名付けられたとあります。
粋な名前ですね。
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◆沙羅林道はここから・・・ |
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沙羅林道の始まりは剣道53号線を池田温泉から少し上がったところで関ヶ原方面と別れて鋭角に右折してゲートの所から始まりますが、自分にとっては沙羅林道は池田山山頂近くの峠の茶屋のような山小屋のゲートからが沙羅林道です。
ゲートから先は揖斐高原のほうに向かうと勝手に思い込んでいましたが山小屋の店員さんに関ヶ原方面に行く道で綺麗な道と教えて頂いて興味を持っていました。
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◆ナカン谷 |
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沙羅林道を最初にCAAD9で走った時に多くの谷の名前を書いた看板を見て珍しく思いすべての看板を撮影しました。
「ナカン谷」
どんな意味を持っているのでしょう・・・
山の地名は不思議な名前が多くあります。
たとえば「日本コバ」も不思議な名前ですね。
カタカナの地名や谷の名前は何かの意味を持っているのでしょうが分からないことが多いですね。
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◆狸穴 |
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「狸穴」
分かりやすい名前ですが、狸の穴が有った訳じゃないと思いますが、愛らしい名前で親しみやすいです。
昔多くの狸がこの辺りに住んでいて里の人を騙したのでしょうか・・・
ここからの里は春日村ではなく垂井の里でしょうね。 |
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◆西尾穴 |
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西尾穴が有るなら東穴が有ってもよさそうなのに中尾穴は有りましたがが東穴は有りませんでした。
別に突っ込むこともないのですが・・・(^-^o)
沙羅林道は距離にしたら8キロ程度でしょうか・・・
谷の地名看板はゲートから3キロ手度の所にしかありませんでした。
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◆クズレン谷 |
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ここで撮影した時に谷を覗きこみましたが樹木の谷で岩の谷ではありませんでした。
崩れそうなのは沙羅林道の北手の山の方が崩れそうで、実際に路面には小さな落石があります。
ここで蝮の赤ちゃんが車に惹かれてペチャンコで蝮の赤ちゃんの死骸にコオロギが集っていました。
蝮のエキスをコオロギが吸っているようでした。
写真はブログのほうに乗せてあります(^-^o) |
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◆ロクロ谷 |
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この看板の首下の長さに注目してくだささい・・・
名前の通り看板の首がロクロ首」のように長くなっていますが工事業者のユーモアでしょうか、それとも発注者の役所の意向でしょうか・・・
どちらにしても面白い看板で沙羅林道で一番おもしろい看板でしょう。
なぜロクロ谷なんて名前がついたのでしょうね・・・ |
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◆中尾穴 |
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特徴のない名前ですがコレクション的にはどんな谷名でも外すことは出来ません。
池田山をクライムして沙羅林道の多くの谷看板を見ると心安らぎます。
たんに地名が書いてあるだけですが林道に谷名を書く発想が良いと思います。
多くの林道にもその土地独特の谷名があると思いますので林道には必ず設置してほしいと思いますが・・・ |
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◆シデ谷 |
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シデ谷をネットで検索しても自分のブログが出てきただけで地名の云われは知る事が出来ませんでしたが、死出って言葉がヒットした時は意外に死出の谷が谷名の本当のいわれかもしれないと思いました。
この看板が半分の板のように思いませんか??
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◆二尾谷 |
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秋のススキの夕日のようですが春です(^-^o)
沙羅林道は垂井から見ると低い山並みの頂上付近をスカイラインのように続いています。
沙羅林道でナツツバキを見ることは出来ません。
垂井、春日村の看板が入れ替わって頻繁に出てきます。
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◆吉ヤヶ谷 |
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この吉ヤヶ谷の看板から看板に山の絵と道でしょうか・・・漫画的に描かれた愛嬌のある看板に変わります。
子供が描いた絵のようですが・・・
山の形と道が実際と同じようです。
ここで道は山を入れ替えるように走っています。
看板の絵のように道が続いています。
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◆犬亥谷 |
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犬亥谷・・・
恐らく猪の事でしょう
犬亥・・・犬と猪、別々の事ではなく昔の人は猪を犬亥と書いたのだと勝手に思い込んでいます(^-^o)
垂井の里に猪が、この谷を降りて畑の芋などを荒らしたと思うと楽しいです。
垂井の里は沙羅林道から直ぐに見えますが距離はCAAD9で降りた時に意外に距離があるのに驚きました。
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◆影谷 |
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シックな名前の「影谷」・・・
実際にこの辺りは山陰になっていて谷は太陽の光があまり届かないのでしょうね。
山は池田山が この辺りで一番高く伊吹山とは山系が違うので深い谷もありませんが沙羅林道を春日村方面に降りると山は一気に深い山になり谷も深くなります。
沙羅林道を挟んで垂井は明るい地・・・
春日村は山深く暗い土地だと思いますが美濃は山の土地です。
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◆ドードコ |
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ドードコ・・・
不思議な地名です。
登山をする人は なぜかこのような意味の分からない地名を愛してしまうのではないでしょうか・・・
恐らくドードコは山の名前ではないでしょうか・・・
看板はドードコから「奥の細谷」に至るように書かれています。
ドードコ 沙羅林道で一番のお気に入りの看板です(^-^o)
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◆沙羅林道はまだ続く |
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沙羅林道はブログよりも詳しく谷の看板を載せました。
看板は これで全てですが沙羅林道の素敵なところはもっとたくさん写真に撮影しています。
沙羅林道という素敵な名前の林道をずっと愛します。
沙羅林道の写真をこれからも更新してアップしていきますので、たまには見てくださいね。
美濃は良い所です。
飛騨と違って派手さはないですが近江から京に通じる文化を感じる事が出来ます。 |
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