立花屋旅館 2017年 12月9日   

◆12月9日 今年の厄落としで立花屋旅館
 忙しい今年も終わりに近づいている。
自分へのご褒美って事でもないが疲れを癒したかった。
土曜日の予約を取れた日は今日だった。
年末も年末では宿泊なんて無理。
仕事を終えて一旦帰宅して立花屋旅館に向かった。
身軽に泊まるだけのポーターのバッグに少ない身の回り品。
気になるのは土曜日に参道が車の通行止めになってないか。
幸い参道はガードマンがいなくて奥まで入れた。
入れなかった時は賛同前の喫茶店で時間を過ごす事になるから良かった。立花屋旅館の駐車場で白いBMW1の剃った丸坊主の親父が先に立花屋旅館に入ってきた。
ベルを鳴らしても誰も出ないので自分がベルを再度強く押したら主人が出て来た。
坊主頭の親父は予約を入れていたが予約されていない。
自分のは予約されていて女将は俺の顔を見ると覚えている顔をしていた。案内の女中さんも俺を覚えていてくれてた。
最後が4月に来たから八ヶ月ぶりの立花屋旅館だけど良く覚えてくれていたと感謝する。
満願寺にお参りに行って立花旅館に戻ってカウンターでキーを貰うにベルを押すと女将が出て来た。
予約は入っていたが日にちを間違えた。
最近目が悪くなって・・・ と話してくれた。
俺に対応は懐かしさが有るのか親切だ。
朝食事に行くと部屋を女将は指定してくれた。
なにやら寝れたとか休ねれたか気遣いをしてくれる。
女将は隣の部屋の団体で何やら話し込んでいる。
9時にチェックアウトをした。
女将が隣の部屋の団体は同窓会で45年近く毎年来てくれている。
女将が嫁いだ時よりも前から同窓会で使っていてくれていると話してくれた。
谷汲の農家の人達みたいだった。
女将から今年の仕事はどうでしたかと尋ねられた。
年を越せそうも無いですと答えておいた。
来年も来て下さいと言われた。
なにか久々に来たが女将の優しさに触れたようだ。
 

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