好きな山

                                      2003/9/25  by:マサヒ

黒部五郎岳

 日本百名山ブームが嫌いなオレッチでも、黒部五郎岳の所は深田久弥の日本百名山の文章でも凄く好きなんだわ。
この中で深田久弥が五郎のカールを大伽藍と言ったりエバーグリーンの山と言ってるんだわ。
読んでるだけでも行きたくなる文章である。
 と言ってもオレッチは黒部五郎は百名山なんて本があるのさえ知らない時から入っていたわ(^-^o)
オレッチが黒部五郎に入るときは必ず小池新道を通って双六から下の道で三俣蓮華の直下に行き、そこから三俣蓮華を直登し三俣蓮華の頂上から行くコースなんよ。
三俣蓮華からは黒部五郎は目の前に見えるんだわ。
ここから見た五郎はカールが一番綺麗に見えるんよ。
山の形の美しさは五郎はオレッチの好きな山の中での一二を争うわ。
カールの美しさ、三俣蓮華からの這松やダケカンバの緑の美しさ、五郎は遠くから眺めても素敵な山だわ。
でも三俣蓮華からまじかに見えてもまだ五郎までは距離があるんよ。
新穂高から一日で五郎の頂上に行くには凄い健脚でないと難しいだろうね。(^-^o)
 ここから五郎の小屋までの道は這松の中を歩く素敵な素敵なコースだわ。
右手を見れば雲ノ平の平原が見える。
振り返れば三俣蓮華や鷲羽岳が羽をひろげてるわ。
右かなたには薬師がその大きな山峰をどっしりと構えてる。
もちろん水晶も見える。
ここは裏銀座から少し離れるけど、ひっそりとした、しかし北アルプスの名峰たちが登山者を囲んでくれるんだわ。
 我ながら名文だわ(^-^o)
這松帯のなだらかな所を過ぎるとダケカンバなどの樹林帯を一気に降りるんだわ。
稼いだ高さを一気に吐き出しもったいないくらい。
かなり降りると平原の中に地塘が点在する五郎の裾野が見える。
五郎の小屋も見えるわ。
今の小屋は昔の小屋に増築した小屋なんよ。
オレッチは昔の小屋だけのほうが趣があって好きだったけど、今の中高年の登山ブームで呆れる位の登山者がいては小屋も増築しないと対処できないんだね。 
五郎の小屋と雲ノ平山荘は趣のある建物だよ。
昔の小屋は三角屋根の屋根が地面まで延びてるトタン屋根の本当に三角の小屋なんだ。
その小屋の二階は屋根裏と床の三角形の個室みたいな感じで寝れるよ。
狭い空間だけど安らぐね。
小屋の周りは草原で池塘があり、三俣蓮華と黒部五郎の鞍部にある素敵な環境なんだわ。
オレッチが始めて黒部五郎に来た時は、百名山ブームなんて無くて黒部五郎に来る登山者は本当に少なかったよ。
だから前の小屋でも充分の大きさであったけど、今は本当に嫌になるくらいの中高年の登山ブームで小屋の中が体温で暑くなってるわ (-_-; 
こうなるとテントの方がゆったり出来るから、オレッチはまたテント山行に戻るわ。 
食事が済んで広間で小屋にある本を適当に選んで一人ゆっくり時間を過ごすなんて今では無理だわ。 
人を避けるために山に入って人ばかりは泣けるわ。
何時からこんな風になっちゃたの???(-_-;  
昔ながらの小屋の趣なんて高齢登山者が壊してるわ(`_´o)   
五郎のカールを写真にしたいと思ってるんだけどなかなか思うように撮影できない(-_-;  
技量の問題もあるが、オレッチはカールに入ると何時も霧やガスが涌いてくるわ。
オレッチの写真のコーナーでも五郎のカールを撮影してるけどいまいちね(^-^o)
オレッチは五郎のカールで雪渓からの水でコーヒーを点てて飲むのが楽しみなんだ。
それも五郎に行く目的の一つなんだわ。
ガスストーブをセットしてコッフェルで湯を沸かし、シェラカップにインスタントコーヒーを作ってね(^-^o)  
写真よりコーヒーを飲んでカールの岩にすわり、チングルマを見ながら風に吹かれながら一人最高の時間をすごすよ。
今この文章を書いてても、又あのカールにの中に行きたくなってくる。   
雪渓からの小川が流れカールの草原には羊のような白い羊郡岩が点在する黒部五郎岳はあまり人気が出て欲しくないわ。
オレッチは何時までも黒部五郎に足を運ぶつもりだわ。
百名山よりオレッチには双六から五郎、鷲場、雲ノ平あたりの山域を愛し続けるね。


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