割れた石にペケマーク (-＿-；
北アルプスの岩稜地帯なら登山者が道に迷わないように○印が白いスプレーで書いてあるよね。
×印ならそっちには行ってはいけないと言う意味なんだね。登山者なら見た事はあるよね。
単独行の時やガスった時や、初めての山のときは大いに助かるよね。
特に穂高等の岩稜地帯の時や、雲ノ平のガスってるときなどは本当に助かるよね。
○と×だから間違いようがないよね。(-＿-；
オレッチは岩稜地帯が好きだからかなり助かったわ。
大喰岳のガスった時や白出沢からの奥穂や西穂からのジャンダルムの登り等はこの目印に何度も助けられたわ。
過去に一回通ったのでは覚えてない時があるからね。
地図を持って磁石で確認すれば確実なんだろうけどいちいち面倒くさいしね。
好きな山で紹介した餓鬼岳でもちょっと迷いやすい所があるわ。
オレッチは燕岳から東沢乗越を経て丸山新道でのコースでどじったわ(^-^o)
東沢岳の分岐は本にも迷わないようにと書いてあるし、スプレーで大きな←が書いてあるから間違うはずはないけどね、問題はこの後だわ！！！
ここから岩稜地帯がちょっと続くけど○が付いてるから登り難いところがあっても両手を使って行けばなんて事ないわ。
そこから山腹が大きく崩壊してる所は気をつけて行けば問題なしだわ。
後は樹林帯の中を通ってから鉄梯子の所に出る。梯子を昇ったら岩稜地帯に又なるんだわ。
此処でどじった！！！！ (-＿-；
今までの道は中沢岳をぐるっと回ってる感じなんよ。オレッチは梯子を昇ってから餓鬼岳は右手方向と思い込んだんだわ！！！！
そのように思ってるから登山道も右手方向と思い込んじゃったんよ(^-^o)
でっ！！ 梯子を昇ってから登山道は左に曲がってるんよ。そのまま直進しないように足元の平たい石に×が白くスプレーしてあった。
但し、但しだよ、その石は大きくて真っ二つに割れてたんだわ(`_´o)
オレッチその時・・・
「親切だな！！！ 割れた石に踏み出して足を捻挫しないように×を書いてあるんだな！！！」ってあほな自分の思い込みが素直に浮かんだんだわ。
それに踏み跡も石の先に沢山あった(`_´o) オレッチはそのまま真っすぐに登ったんよ。
すぐ行き止まりだわ。でも無理して直登！！！
「こりゃぁ、あかんわ！！！」道が無く、なんとも進退が窮まった。
少し戻ったら右手の谷側に赤い←が見える。そこまで降りたわ！！！
「なんとも恐ろしい道だな。間ノ岳でもこんな道はないぜ！！！」
っで！！ 赤い←の所まで降りたら・・・・・・・・・・・・・・・
「あらっ！！ 嫌よ！！！！！！」 (-＿-；
蔦が赤く紅葉して遠くから←に見えたんだわ (`_´o)
仕方なく其処から下を見たら、先ほど昇った梯子が見えるから、其処まで下りて、また梯子を登ってまた例の割れた石に出たわ。
オレッチは右手方向が餓鬼だと思い込んでるから、またそのまま真っすぐに直進したわ。
足跡はやっぱりオレッチ以外にもある。 ？？？？？？だわ。
直進しても、とっても行けないし右下に降りるのもかなりやばくて赤いの蔦の所に降りるだけだし、進退窮まったわ。
もう一度、梯子を昇った所で考え込んだわ。
「もう東沢乗越まで下って退却するか！！！！」
そこでオレッチは地図を見る事にしたんだわ。
地図を開いて梯子を確認しコンパスを北に合わせて地図の向きもコンパスに合わせたら・・・・・・？？？？？？
「ありぃ・・・・・・？？？？？ 餓鬼は左の方だがね」
オレッチは完全に右と思い込んでたわ(-＿-；
それで左手のほうを見上げたら・・・・・・・・・・
「あら、嫌よょょょょょ・・・・・・！！！！！！！」 (-＿-？
餓鬼岳の小屋がはっきり近くに見えるがね (-＿-；
へたりこんだわ(-＿-；
完璧な思い違い！！！！
小屋が見えたらホッとしたわ(^-^o)
アホらしくなってきたわ。道を間違えてから一時間以上経ってたわ。
そこから右手に出るとはっきり登山道があるがね。
割れた石に付いた×マークはそっちに行ってはいけないとの意味だがね。
オレッチが勝手に割れた石に足を乗せて挫いたらだめよなんて意味じゃないわ(-＿-；
そこから餓鬼の小屋まではボルトや針金や梯子が完備した立派な登山道だった。
餓鬼の小屋までは一時間程度で着いたわ。
小屋が見えたら急に力が抜けてしまったわ(^-^o)
小屋で受付を済ませ、いつもの様にビールを飲んで小屋番と話をしてたら・・・
オレッチが間違えた乳川谷への道は過去にも遭難者が出たんだって。
但しガスの日だったらしいわ。やばかったぜ！！！！
快晴の日に間違えるとは・・・・・(-＿-；
教訓！！！！
道が分からなくなったら、思い込みで行くな！！
地図とコンパスを不安になったら使おうね(^-^o)←持っててもすぐ使わないアホ
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