山で遭難せずに露天風呂であわや遭難!!! (-_-;
忘れもしない1998年8月15日と言うほど大げさではないんだけど、オレッチと奈良の山友達のO氏二人は雲ノ平から新穂高まで一日で降りてきたんだわ。
と言うのは雨もひどく、この年の北アルプスは上高地を震源とする群発地震が多発したので・・・
「こりやぁ慌てて降りたほうがいいわ」
・・・との事で大雨の中一気に新穂高まで降りたんよ。もち時間は懸かるんよ。
雲ノ平の小屋で朝食を済まして朝の8時に出立して飛ばしに飛ばしO氏を無視して新穂高に夕方6時には降りてきたわ。 (^-^o)
薄情なオレッチはO氏の事はすっかり忘れてオレッチのワゴンで夕食を作りゆっくりコーヒーを味わったんだわ(^-^o)
雨の中、無事に雲ノ平から一日で降りてきた自分の健脚にオレッチは惚れ惚れと自己満足に浸ってO氏の事はすっかり忘れたんよ。(^-^o)
そしたらO氏はオレッチより2時間近く遅れて来たわ。
オレッチは・・・
「そうだ!! 何か忘れてた!!!」
・・・とO氏の事を思い出したんよ。山ではパートナーを大事にね(^-^o)
優しいオレッチはO氏の夕食を簡単に質素に作って、オレッチだけ先に車の停めてある前の深山荘の露天風呂に入りにいったんよ。(^-^o)
ほんでオレッチいい気分で、缶ビール飲んで・・・
「こりゃあ極楽、極楽!!! 雨が多いのは仕方なし、若い女の子でも入ってくりゃ天国天国!!!」 と思いながら、露天風呂に入ってたんよ。
そしたらO氏も缶ビール持って入ってきて・・・
「これがあるで、山はやめられんなァ!!」 と二人で良い気分で温泉をにつかってたんよ
ほんでオレッチのほうが1時間ぐらい早く温泉に入っていたので、雨だったけんど、さすがのぼせてきたので、O氏より先に温泉を出て、車の中でヒーターかけて湯冷めしないようにしてたんよ。
そしたら「あら嫌よ!!!」うつらうつらしてたんよ。(^-^o)
そのうちO氏が車に入ってきて・・・
「女風呂の方から煙が上がって、なんか慌ただしかったぜ!!」との事
オレッチは湯上で、半分もうろうとして、返事も上の空
「気のせいだわ!!!」 ほんで二人ともそのまま寝たんよ
しかし9時ごろに寝たから、夜中の2時ぐらいに二人ともヒーターの暑さで目がさめて、車の中も寝苦しいので
「じゃっ!! 帰るか!!」ってなって、エンジンかけて、ライトを点けたら・・・
「あら不思議!!!!???」
あんなに混んでいた駐車場はガラガラ。深山荘の駐車場もガラガラ・・・・・
と言う事はオレッチ等はあんなに沢山の車が移動するのに気ずかず寝ていたんよ
その時もまだ事体の重大性に気ずかず、そのまま夜の道を一路、一ノ宮までO氏を送るべく帰ったんよ。
O氏を送ってから、オレッチ家に帰って新聞見たら、目が点になったね!!
朝刊にトップで「深山荘の裏で落石!!!。 落石が露天風呂横の女性風呂を直撃宿泊客は緊急非難!!!」・・・
と言う事はオレッチらが露天風呂に入っていて、直撃を受けた可能性もなきにしもあらず
写真見て、オレツチぶっとんだね
落石なんてもんじゃないがね。山半壊だがね。よく男湯に当らなかったわ
オレッチその新聞見て・・・
「山で遭難せずに、露天風呂で遭難したら、物笑いの種だ」と思った
素っ裸で露天風呂で遭難したら山屋の恥だわ・・・・・」 (-_-;
しかし、そんなひどい落石とは???
音はしなかったんよ。まして避難なんかあった気配も分からん
夜中にあんなに沢山の車が避難したのに気づかなかったか???
心当たりはオレッチとO氏は露天風呂でビールを2本ずつ飲んだのと露天風呂を出てから更に2本車の中でビールを飲んだ事ぐらい。(^-^o)
危なかったぜ ! ! !! (^-^o)
前の年の忘年会は山友達と深山荘でしたんよ
ここの旅館は床暖房で温かく、食事も只の漬物が食べ放題(^-^o)
値段も安くていいわ。温泉も湯の華が一杯だわ。 関係ないか(^-^o)
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