太田宿から細久手宿 1 2010年12月12日   
取り残されたからこそ
 中山道の太田宿から細久手宿を歩いてみて、ひょっとしたら木曽路以上に素晴らしい中山道が残っていると感じてしまうほどの素晴らしい昔の街道の趣が残っていました・・・
現代は国道21号線と19号線を利用して美濃太田から中津川方面に行くか中央道を利用して一気に中津川に向かいますから中山道の美濃太田宿から大湫宿までの山間の道を行くという事は車ででも無理で歩きとなると実際に歩く人は街道歩きの趣味や東海自然歩道歩きのトレッキングの人以外は皆無でしょう・・・



◆電車は旅の気分を
 日曜日の中山道歩きは太田宿からのスタートです・・・
JRで岐阜駅から美濃太田までの電車に乗っての移動ですが車と違って電車だと如何にも旅をしているとの感慨があります

車だと歩き出してからが旅ですが電車だと、その移動がどれほど短くても一人旅をしている実感があります
早朝の人気の少ない岐阜駅の構内で朝日がさしてきて電車を待っている時間さえもワクワクする旅の一瞬です

電車の移動はどうしてこれ程旅の気分を盛り上げてくれるのでしょうか・・・




◆お気に入りのナイキの時計
 太田宿に着いて歩き始めた時間は8時ちょうど・・・
お気に入りのナイキの時計はいつも肌身離さず

中山道とは関係ないですが時計って人それぞれ拘りのブランドってあると思います・・・
自分は一時はロレックスやカルティエを恥ずかしくもなく腕にしていた時がありますが今思い出すと分不相応の厚顔無恥だったと恥ずかしくなります
モノでアイデンティティを表現出来るはずもないし、そんなブランド品を身に着けてるだけで卑しさを醸し出す事に気づいてなかったです・・・



◆飛騨寺との分岐
 国道21号線を走っていると、この交差点が以前から気になっていました・・・

この交差点で飛騨路との分岐になっています
今は飛騨路は、このまま国道21号線を真っ直ぐに行き41号線に自動的に入って飛騨路になりますが昔の街道は太田宿の外れから直ぐに飛騨路になっていたんですね

二股に建っている建物もそうですが、右が東京善光寺道、左が飛騨高山道の石の道標が車からもはっきり確認できます
間近で見てみると古い道標で道標から飛騨への遠い道のりを感じてしまいますね




◆太田の渡し
 「太田の渡し」は中山道の難所の一つ・・・
「木曽の桟、太田の渡し、碓氷峠がなくばよい」と歌われていたそうです・・・

旧21号線の太田橋は立派な歩道が付けられて昔の難所のイメージは全くありません・・・
車道と同じ大きさの歩道が新しく付けられたのは多分ここ2、3年の間だと思います・・・
これ程立派な歩道専用の橋を良く付けたと感心してしまいます
時代は少しずつ弱者に優しくなっているみたいですね



◆飛騨寺との分岐
 国道21号線を走っていると、この交差点が以前から気になっていました・・・

この交差点で飛騨路との分岐になっています
今は飛騨路は、このまま国道21号線を真っ直ぐに行き41号線に自動的に入って飛騨路になりますが昔の街道は太田宿の外れから直ぐに飛騨路になっていたんですね

美濃路は中津川まで続きますが飛騨路はここがスタート地点ですね




◆太田の渡し
 太田の渡し・・・今渡の渡し・・・
昔は太田の渡し・・・旧21号線が出来るまでは今渡の渡しと言われたらしいが今渡は地名でこの地区をさしている・・・




◆工事中・・・
 HPで記事を書くことはブログで書くよりも文章が写真とのバランスで多くしないと拙い・・・
って事で工事中として・・・
御嵩宿から細久手宿を過ぎて大湫宿に至る中山道の記事の始まりとして、この記事を書いていますが・・・なんだかなぁって感じで 工事中とします

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